2014年07月17日

古代有力豪族の系譜がすべて婚姻を通じてつながった。

古代有力豪族の系譜がすべて婚姻を通じてつながった。
私は世代位置に整合性を持たせ、系譜同士のつながりを持った系譜を架空の系譜として創作することは不可能であると考える。そのことにより古代氏族系譜は、架空ではなく史実の反映であると主張する。しかもそれらの豪族系譜の中に欠史八代とされる、その実在を疑われる天皇名を見る。中でも物部氏系譜などには、欠史八代とされるすべての天皇名を見る。
したがって私は、実在を疑われるこれらの天皇たちも間違いなく実在したと考える。
だがこの私の主張には、一つの弱点があった。それは、それらの系譜すべてが『日本書紀』や『古事記』の天皇系譜を参照して作成されたとすれば、系譜同士の整合性を確保することも、欠史八代の天皇名を記すことも、不可能ではないという反論である。今までこの反論を完全に否定できない弱点があった。

ようやく記紀伝承を排して、古代有力氏族の系譜伝承のみで、これらの系譜をすべてつなげることが出来た。
もちろん婚姻でつながる人物の世代位置に整合性がある。次の図はその関係を図にしたものである。

尾張氏、葛城氏、和爾氏、紀伊氏、大伴氏、大倭氏、大神氏
owari-kii.gif
物部氏、三上氏、中臣氏、大神氏(大三輪氏)、伊勢津彦裔
mononobe-nakatomi-mikami.gif

PDFファイル
owari-wani-kii-ootomo.pdf
mononobe-nakatomi-mikami.pdf

このようなつながりを持った系譜を、フイクションとして創作することは不可能である。その点でこれらの系譜伝承は一定の史実の反映であると考える。もちろん系譜伝承は長い間の伝承の過程で、意図されない誤りが起きる。その点で系譜伝承が100%信頼できるわけではない。だが、複数の系譜伝承を相互に比較検討することによって、その信頼性を検証することが可能である。
今回その劇的な例として、『先代旧事本紀』に載せられる、物部氏の系譜伝承の検証が出来た。
(紙幅の都合で上記二つの図を1枚の図にすることは困難であるが、大神氏(三輪氏)系譜を両者に掲載することによって、この二つの図もつながりがあることを理解していただきたい。)
この記事へのコメント
ありがとうございます。
この記事見ていない気がするとさっき気付いた記事を紹介して頂き感謝感激です。
じっくり妄想してみます。
別件ですが、今相撲が盛り上がり個人的には八幡神が復活してきたと思っていますが奈良に出雲はそもそもあり、また野見宿禰がやっつけたとされる方当麻さんの領地もらったようですが野見宿禰さんの戦い方でもないし恐らく同じ人物でむしろ誰かに野見宿禰さんやられちゃった?ような気がしてなりません。
ここが尾張氏、孝安さんの辺りと関係するように思っています。孝安さんの周り注目しています。
また勉強してきたらご報告いたします、今後のご活躍応援しております。
Posted by りひと at 2017年01月25日 19:36
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