2016年07月08日

日本最大の円墳と楕円墳

私は玉手山の二つの古墳は同時代としては日本最大級の古墳とする。詳しくはこちら
150-ennpunn-No1,.jpg
これまで、前方後円墳が造られるようになる以前の古墳としては、岡山県倉敷市の楯築墳丘墓が、国内最大規模とされてきた。楯築墳丘墓は円丘部分が直径43m、両側に張り出した突出部を入れた全長は、現在確認される範囲で72mとされる。
私が2とする古墳は、盛り土の範囲だけでも長径80mくらいに及ぶ。尾根全体を墓域とすれば、楯築墳丘墓などよ、りはるかに大きな古墳である。
尾根全体を古墳とするなら、日本最大の円墳とされる埼玉県行田市の丸墓山古墳(直径105m)より巨大である。
1とする古墳は、盛り土の大きさでは2に及ばない。だが尾根全体の大きさではほぼ2に匹敵する。私は、この二つは日本列島最大規模の円墳、あるいは楕円墳とする。
その事を実証する手立てがある。
精密な地形測量を行い地形図を作成すれば、盛り土の範囲や尾根裾に改変があるか否か判別できると考える。
レーザー航空測量による地形図の作成である。
以前橿原考古学研究所は、この方法によつて、箸墓古墳、西殿塚古墳、新沢千塚古墳群などの測量を行い立体地形図を作成している。図は千塚古墳群の赤色立体地図である(橿原考古学研究所提供)

http://www.kashikoken.jp/from-site/2011/niizawa_rittaichizu.pdf
niizawasenndukakofunn.jpg

この地形図では地形の微妙な凹凸なども読み取れる。この測量のメリットは、地表が樹木などに覆われていても、膨大なレーザーパルスの一部は、木々の枝葉間を通り抜け、地表に到達する。これにより木々に覆われた場所でも地形の測量が可能な事である。
かって私は、このレーザー航空測量の実施を模索した。だが、ヘリやセスナを使うこの航空測量は費用が相応にかかり断念した。
しかし近年ドローンという無人航空機による、レーザー測量が試みられている。この方法であれば費用は相当安く抑えられるという。レーザー航空測量実現の可能性が見えてきた。
レーザー測量によって精密な地形図が作成できれば、この玉手山の古墳が国内最大の円墳である事を立証できると確信している。
ぜひレーザー測量の実施を実現したい。

posted by 曲学の徒 at 14:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | 径百余歩、卑弥呼の墓
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/175992395
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック