2017年08月22日

ホビー用ドローンによるレーザー測量

tamate.jpg

上の写真は、奈良県御所市玉手山の、航空写真である。
この山に存在する、円形の尾根と楕円の尾根は、列島最大の円墳であると考える。
尾根そのものは自然の尾根であるが、尾根の中心部には盛り土による墳丘が存在し、墳丘の盛り土は尾根の中腹に及ぶ。私は尾根の裾は、人為的な改変があると考えている。そのことから、尾根全体を墓域とする、古墳であると考える。前方後円墳などを除けば、我が国最大の円墳である。そのことを実証したい。

航空レーザ測量による、詳細な立体地形図を作成すれば、人為的な改変の有無を判別できると考える。
次の図は、橿原考古学研究所が行った航空レーザー測量による、千塚古墳群の立体地形図である。
航空レ―ザー測量による利点は、樹木などに覆われた地形であっても、樹木の間を通り抜けたレーザーにより、地形の測量が可能なことである。
niizawasenndukakofunn.jpg

近年ドローンを使った、航空レーザ―測量が試みられている。だが搭載するシステムが高価でかっ重い。
写真RIGL製の、一番コンパクトな製品でも1.5Kgほどである。しかも機体の位置を知るために、GPSと、加速度センサー、ジャイロセンサーを使った慣性計測装置を別途準備する必要がある。
laser.jpg

私はホビー用ドローンに搭載できる、安価で軽量なシステムが開発できないかと考える。
構想は次のようなものである。
ポケットに入るレーザー距離計と、スマートホンとを組み合わせたシステムである。
測定できる距離や、レーザーパルスの数を落とすなどして、機能を絞り込めば、このシステムでも運用は可能である。
gaxtuti.jpg
写真のレーザー距離計は最大250mの距離の測定ができる。重量は200gくらい。
一方スマートホンは重量150g前後である。GPSや、慣性計測装置の、加速度センサー、ジャイロセンサーを備えているので、そのまま利用できる。

レーザ距離計は単4乾電池を使う。電源をスマートホンと共用すれば、軽量化が可能である。
またスマートホンで距離データ取得に不必要な、バイブレータ用モータ、音声マイク、スピーカー、カメラなどを外し、軽量化が可能である。レーザーのパルス化とレーザー距離計と、スマートホンのデータ接続を組み込んでも、総重量300gくらいに納めることが可能であろう。
どなたか、このシステムを開発してみませんか。
短期間で製品化できれば、大きな市場を獲得できると思います。

この古墳こそ径百余歩(直径約150m)とされる卑弥呼墓なのである。このシステムで日本1の円墳であることを実証したら、この製品の宣伝効果は計り知れない。
posted by 曲学の徒 at 15:33 | Comment(1) | TrackBack(0) | 径百余歩、卑弥呼の墓
この記事へのコメント
円墳の関係者が住んでいた地なんですね。
将門とか初期尾張に繋がりそうですね。
地形が分かるとかなり理解が早まりますね。
どなたか開発お願いしたいですし、技術を研究分野に活かしてその結果の歴史を知る事で日常の生活の知恵を得られたら素敵ですね。
Posted by りひと at 2017年08月29日 09:34
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/180736652
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック