2009年08月17日

宮山古墳後円部は秋津島宮跡ではない

 現在、秋津島宮伝承地とされる場所がある。御所市にある宮山古墳後円部にある八幡神社境内である。秋津島宮伝承地の碑が建つ。
しかしここは秋津島宮跡ではない。
私は2008年3月、卑弥呼の墓と宮を訪ねて、最初にここを訪れた。だがここは秋津島宮跡ではないと直感した。

 後に『帝王編年紀』に記される秋津島宮伝承地の場所を知る。『帝王編年記』は14世紀の成立とされる。
そこに秋津島宮の伝承地を「掖上池南西の田の中」と記す。掖上池がどこなのか今は定かではない。
しかし田んぼの中である。宮山古墳の八幡神社境内は田んぼに隣接するが、田んぼの中ではない。

 また宮山古墳は全長238mの前方後円墳である。古くから室の大墓として知られる古墳である。もしこの宮山古墳の後円部を表すなら、必ず宮山古墳を目印にしてその場所を示すであろう。
したがって『帝王編年記』が秋津嶋宮跡とした伝承地はここではない。そして14世紀時点で、秋津島宮伝承地が存在しているのである。
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